酔鯨云々 公演情報 文化庁・日本劇団協議会「酔鯨云々」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    文化庁に忖度しているのか、していないのか、シニカルでした。

    ネタバレBOX

    死刑制度が廃止された代わりに遺族に仇討ちが認められ法制度化された日本が舞台。通り魔殺人事件の被害者が集まった会合で、受刑者に対して誰も仇討ちに名乗り出ない中、遅れてくるはずの男に名乗り出させようと画策する話。

    舞台床には旭日模様、ラストは模造刀とは言え天皇陛下を刺して、意味不明ながら何か意味を持たせようとしているような、いないような。

    原発事故が起きてからの原発反対運動のような、仇討ちで人が死んでからこの生命再興法反対運動が盛り上がるだろうという指摘は痛いところを突いていました。

    黒いヤクザが二人来たところで、ゴドーじゃん、待っている男は来ないなと思いました。

    生命再興法については、どのような意味でどのような漢字を書くのだろうか、聞いていてイメージが湧きませんでした。劇中で言及してほしかったです。ですが、文化庁が絡むと太っ腹、帰りに脚本が配られ、漢字は分かったというわけです。

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    2020/02/14 01:01

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