満足度★★★★★
パステル調のお部屋に流れてくるのはオルゴール調のメロディー。
そこに住む(棲む)女性のリア充っぷりたるや
…などと一瞬思わせといて、引きこもり部屋での夢の中でありました。
身も蓋もない現実との落差から滲み出る面白味を噛みしめながら、どんどん観進めていましたが、実は“夢の中の世界”と“現実の世界”との間には強い因果関係が…
う~ん実際にありそうなお話し。
夢(妄想)と現実、両サイドからのアプローチで、主人公女性の内面が立体的に浮かび上がってくる構造がとても面白かったです。
主人公を取り巻く全ての人物の立ち位置、登場する順番・タイミングまでもが実に巧妙に創られていると思いました。