満足度★★★
何の前知識もなく、ひとみ座への興味から足を運んでみた。下から針金で人形を操作するスタイル。美しい舞台美術は絵本の世界そのまま。ナレーションのみで台詞もなく、音楽も少ない。『静かな演劇』と言ったところか。エドワード・ゴーリー氏の『むしのほん』と『うろんな客』が互い違いに各三幕ずつに分けられて語られる。コミカルな虫の動きに小学生の男の子がケラケラ声を上げて笑う客席がのどか。居眠りをしている男性の寝息も響いた。通好みの渋い人形劇。話というより、雰囲気を楽しむ世界。
ネタバレBOX
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2020/01/18 14:42
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