満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/23 (土)
壮絶な家族の愛憎劇に… 意外な他者の関わりがアクセントになって、鬱屈した想いが止めどなく流れては霧散していた。
家族がテーマと謳われているが、もっと普遍的に… 言葉と…それを伝えることと… そして赦しに関わるあれこれが印象に残る。特に…同じ言葉である筈なのに、文字にすることと口で語ることの相違と得失… そのスキルを持つ者と持たざる者の確執について考えを巡らしました。
重さが支配的な出来事の中で、やっぱボブ美さんらの叔母娘の振る舞いは癒しだし、JK役 東野絢香さんの奇行ぶりが幻想さを醸す不思議な味で面白い。