満足度★★★★
前作がちょっと作品的に許せない部分があったんだけど、本作は特に問題なく見られた
舞台上の小道具に毎回こだわる劇団だなと
病室って演劇的に便利な場所
人生のドラマもあるし、生も死もある
そして哀しい笑いがある
3時間近い上演時間にケツが悲鳴をあげた
キャラクターはステレオタイプで強くておかしいけど
終始おちょけている空気は、死が近い場所では逆に物悲しい
世にも奇妙な物語3時間スペシャルという感じも
個人の死と存在の死は異なり、何を残すのかを選べるのかという問いかけの物語
正直、演技があまりよくない作・演の方が中心で出ているのはだいぶマイナスかなと
他にも出演者の演技レベルに波が有ったかなと
空気の統一感の無さがシーンのメリハリの無さに繋がってるような気も
上演時間の長さ自体はそこまで気にならなかった