満足度★★★
遊気舎 さんのvol.47 アンソロジー ~三つの短編と鶏と卵~の パンの巻 を観劇
三つの短編で紡がれる世界観
『嵐の前のしずけさを』『いるはずの彼』『海のみえる電車』
それぞれが独立しているようで微妙に接点のある不思議な世界が繰り広げられていく
それぞれ独立した世界としてもいいんですよね
いるはずの彼 は『何十年ぶりかに集まった仲間たち…』そんな人達の楽しそうな?会話から始まるのですが、ほんと色々考えてしまう感じもあるんですよね
役者さんのポテンシャルが高いので引き込まれる素敵な世界観が広がる
前の会話を上手く後からいじるんですよね
遊気舎 さんのvol.47 アンソロジー ~三つの短編と鶏と卵~の 玉子の巻 を観劇
オムニバス長編と銘打たれた 鶏と卵のジレンマ って作品
パンの巻 が短編3本に対してこちらは長編をがっつり
と言っても合わせると同じ時間になるんですけどね
両方観られる通し券もあるんですよね
両方の演出は 久保田浩 さんT-WORKSさんで観させていただいた素敵な役者さんですね
パンの巻の脚本もこの人ですね
玉子の巻の脚本は 長尾ジョージ さんですね
この長編は不思議な状況から始まるんですよね
鶏と卵のジレンマ ってタイトル通りの状況から始まります
そして異なる状況におかれた多くの人間があるひとつの共通点で微妙に関わっていく感じなんですよね
その流れがかなり巧みな感じなんですよね
個人的にはあれはほんとはどうやったんだろう?って思ったんですがそんな感じもかなり素敵な作品でした
ほんと巧みな展開でした
セリフの感じ、変化のさせ方がやはりいいのが 小川十紀子 さんですね
また違った表情を色々観させていただきました
筒井茄奈子 さんのこちらの役の感じも全く違う感じで魅力的でした
ほんと幅広い演技のできる女優さんですね
秘密組織?の男に翻弄される女ってこの人?違う?