満足度★★★★
鑑賞日2019/12/21 (土) 14:00
座席1階1列
価格3,200円
奇襲さんの直近2作品とはまた違う味付け。
今回の見所は母親役であろう。姉妹それぞれの母親への思いや関係性を色々想像させていく。この演出はいままで経験なかった。凄くシンプルな演出であるが、何か特別な情緒を感じた。
髙橋咲貴子さんの演じた三女の何もやらない感がとても笑えた。ドーナツやパスポートの使い方は遊び心があってとても好き。花岡さんのセンスがしっかりと表面化されたいい作品。
ひとつ残念なのは「コメディ」と言われるとこのカテゴリでは他の団体と比較すると評価は下がる。何かこの劇団特有のジャンル名を付けてもよいのではなかろうか。