満足度★★★
100分、休憩なし。
近未来のAIを舞台にした物語。AIの描き方がちょっと「古いな」と感じたが、2012年の再々演との事。ここ数年で、AIに対する捉え方みたいなのが随分変わったなぁ、というのを実感。
ミクドクらしい、素早い転換の舞台は今回も。一人一人の役者さんが、複数の役をこなして進むストーリー。特に、マリオカートのようなカーチェイスのシーンや、早替え早変わりのコミカルなシーンは、とても面白い。幾世優里のIROHAの演技が可愛い。
ただ、何だろう。過去の作品にあった物語も含めた爽快感みたいなのが、私は上手く感じ取れなくて。ちょっと消化不良感が際立ってしまった舞台だった。