満足度★★★★★
手塚治虫のような藤子F不二雄SF短編集のような沼正三のような…個人的に凄い好きな作品だったひたすら語られていくアンティゴーネの物語それはいつしかSFのような膨れていく世界、どこまでも想像も広がって倫理や感情論だったり宗教的哲学だったりを僕の中に生み出していく自分を失っていく過程を経験させられて100万人殺せば英雄じゃないけど、痛みも非道も苦しみも1人のものじゃなくなればそれは個人にとっての意味を無くしていってそういった普遍の上に今僕らは暮らしているのだなと地続きに作品が客席の僕の足元に繋がってくる感覚があった
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2019/12/12 09:01
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