満足度★★★★
とても面白い作品だと思う
ただなんかなにかが足りない気もする
85点を目指して85点を取ったような
最近お芝居で思うのは、よくある「人を好きになったことがない」という設定が、性的嗜好としてなのか、恋愛的嗜好としてなのか?ということ
アロマンチックでアセクシャルなのか?
それともヘテロロマンチックだが、性格的な問題、もしくは環境的なもので自認できないのか?
単にこれまでのように「普通って何?」とかのテーマで浅く終わってるとその一つ先を見たくなる
イマジナリーフレンドの導きもその方向でよいのか?
父親の心変わりのきっかけは?
そもそも愛されなかった子供としての経緯や母親との関係が描写として少なすぎはしなかったか?
ここら辺が少し物足りなく感じたのかもしれない
ただ役者陣は素晴らしく、主役の方などとても良い演技だったし、映画のシーンのくだりもとても面白かった
良い作品というのはつい惜しい部分が気になるもの