満足度★★★★★
鑑賞日2019/12/04 (水) 19:30
115分。初日挨拶含む。休憩なし。
素早い転換と、物語の進行を全く滞らせない動きと、照明とで構成される舞台。止まる時間が全くなかったような、たすいちらしいテンポで紡がれる物語。
いろいろな解釈が出来る物語だと思うけれど。私には、悪霊が、人生の中で捨ててきてしまったもの、諦めてしまったものを象徴しているように思えた。その悪霊とのかかわりの中で、人生を走馬灯のように描く物語。でも、作品のテーマとしては、人生への賛歌というか応援歌のように思えた。何故涙が流れるのかよく分からないけれど、泣いてた。不思議な作品。観終わった後、とても元気になっていた。