演劇界の夢と現実とリアルを並列に描こうとした意欲的ミュージカル小柳ルミ子57才の怪演は、痛々しい程スゴい。若い役者陣の真っ直ぐな演技とそれとの好対照が、面白い。中盤、物語を広げたわりには、あっけない終盤の着地が、少し物足りない。舞台装置は、ショボいが、鏡を多用した演出がそれをカバー。博品館より広い舞台で、それなりなセットを使えば、更に見栄えの良いステージになったと思う。
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2009/04/25 00:13
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