満足度★★★★
正直、なかなか難解な物語でした。なぜ紳士は婦人を「姫」と呼び、夫人は紳士を「ジョルジュ」と呼ぶようになったのか明瞭な説明はないし、最後に「姫」を本名で読んだ紳士と「姫」の関係はその後どうなったのか、また見合いの二人はどうなったのか、個人的にはちょっとすっきりしない内容でした。終わった後にいろいろと考えないといけない展開より、すっきりほっこりする終わり方であってほしかったというのが本音です。
キャストの方々は、少人数ながらなかなかはまり役でした。舞台セットも毎回素晴らしいし、キャストも個性的、歴史を感じさせる手作り感のある当日運営、どれ1つをとっても横浜を代表する市民劇団的な存在であるかに座さんの今後の活動に期待しています。(次回公演がなんと120回公演だそうです)