満足度★★★★
鑑賞日2019/11/21 (木) 14:00
価格3,800円
児童文学賞の授賞式直前、第18回となる今回は受賞者や作品に好ましからざる事情が相次いで浮上し、主催者である出版社の担当者たちが苦慮した末に導き出した解決策は……な物語。
数年前に他団体で観た時はいかにもフィクションと思ったが、今観るとなんとありそうで皮肉に満ちて見えることか!
そもそも執筆されたのは20年近く前のようで、「時代がフィクションに追いついた」みたいな? ヘンな世の中になったモンだ。
なお、劇中でベテラン女性作家が「とんでもありません」などと誤った言葉遣いをしていたのが気になった。
執筆当時作者は既に30代後半だった筈で、劇作家たる者、そのあたりはしっかり学んでいただきたい。