満足度★★★★★
今すぐ観るべき
衝撃的な、そして心地良い素晴らしさ。
テキスト、音楽、美術、俳優、ダンサー、ミュージシャン、あらゆる要素が正しく芸術的かつ劇的なレベルで融合していた。
これは単なるコラボレーションなんてものじゃない。
全くのフュージョンで最早イノベーションだ。
私の見聞の広く無いせいもあるかもしれないが、嘗てここまでのレベルで多要素が融合した舞台を観たことが無い。
こうまで素直に肯定できるオルタナティブな舞台芸術が、こんな所にあったとは。
世界は広い。そして革新に満ちている。
字幕が苦手?
OK、それすらも計算の内だ。
お話が分からないとイヤ?
OK、単純明快かつしっかりとしたストーリーが味わえる。
笑えるやつが良い?
OK、これは申し分無い。
泣けるものが観たい?
OK、ラストはグッと来る。
俳優の演技に酔いしれたい?
OK、主演のヴィヴィアンヌの演技は絶品だ。
踊りが下手なのは観るに耐えない?
OK、やつらは本物だ。
音楽が聴けるやつじゃないとダメだ?
OK、極上の音空間が待ってる。
ミュージカルしか観ない?
OK、あいつら歌も上手い。
絵画的な刺激がほしい?
OK、じゃあ行って観るべきだ。
他に何か不満や要望はあるだろうか?
無ければ今すぐチケットを買うべきだ。
驚いたことに残り二日間、まだ席は空いているらしい。
こんな僥倖は、早々無いと思ったほうが良い。