満足度★★★★
鑑賞日2019/09/12 (木) 19:30
開演前から、舞台上にたむろする役者の皆様。
あれ、オールフェメール劇なのかと思ったら、男性がお1人。少々、際立ちますね。
観た動機は、ブレヒト作品だから。最近、観ないですよね、ブレヒトの上演。
たまに「コーカサスの白墨の輪」、まれーに「三文オペラ」「肝っ玉お母とその子供たち」
もっとまれーに「男は男だ」「第三帝国の恐怖と悲惨」かな。
さて、ガリレオ役の館山サリさんの何と凛々しいことよ。2時間、彼女の立ち居振る舞いに魅了された。もちろん、それを成立させた、他の役者さんの存在あってであることは理解しているつもりではあるが、彼女の体躯、長髪なくして、このガリレオ像はありえない。
自信と傲慢、繊細と鬱屈、自負と猜疑、素晴らしいなあ。是非、他の舞台も観てみたい。
惜しむらくは、、