満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/26 (月) 19:00
座席H列6番
【第三部「2011年:語られたがる言葉たち」】
事前に「最初から涙が止まらなかった」との感想を目にしていた通り、震災被災者の「伝えることができなかった言葉」があふれる冒頭部分は衝撃的。
その後も被災者と彼らの声・姿を取材して特集番組を制作しようとするテレビ関係者が織り成す物語は心に響く。
被災者の「その後」だけでなく報道のあり方にも言及するバランス感覚が絶妙。
また、ある場面での片や凛とした、片やドスの利いたお二方の声の対比が効果的で印象に残った。眼福ならぬ「耳福」か?
あと、福島ドキュメンタリー映画「1/10 ~Fukushimaをきいてみる」も思い出した。