満足度★★★
鑑賞日2019/09/05 (木) 14:00
休憩込み2時間40分の長さが気にならない面白さを持つ舞台だった。中津留章仁の脚本と赤澤ムックの演出という、小劇場系で劇団を主宰し、近年商業演劇系にも進出してる2人だが、この2人の組合せは多分初めてということで、興味を持って観に行った。実在の人物をモデルにした物語という点では中津留の得意な部分だが、第1幕で人物像を描き、第2幕で歌を歌うようになった経緯を描くというあたりは巧い。時折はさまれる老年の日本人とタイの少女との物語が持つ意味が分かるエンディングも悪くない。
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2019/09/06 14:15
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