満足度★★★
舞台に幾重にも敷かれた大きな紙を使いながら、四季の移り変わりを表現していく一幕が冒頭にあるのだが、最初こそ興味深く見ていたものの、割と長く続くので、ここは早いところお話を始めてくれないかなあという気にもなってしまった。主要キャストを、劇中の年齢に応じてではなく、四季それぞれで違う役者が演じるというのが面白い。ただ、かなり前の方で見ていたこともあり、あの紙の上でというのはどうも踊りにくそうで、何回か重なった紙がずれるような危なっかしい瞬間もあってハラハラしてしまい、周りの子どもたちのように素直に楽しむことができなかったのは、我ながら残念。