満足度★★★★★
この劇団を初めて観たのが約四年前。
そして三年前の感想
「無機質で淡々と感情よりも構成力が強い。場面場面の動きが良い分、観ている側の気持ちを引っ張る芝居が足りない。それが惜しい!前半は単調。しかしラスト、最終列車からのラッシュは見事だった!迫力があり、構成も見事!あれだけのものをこなす力があるのであれば、もう少し演技にも観客を引っ張る彩が欲しい。」
今回この足りなかった部分が見事に満たされたように思えた。
話の流れが見えてきても、どんどん引き込まれていく。これでもかという大量の殺陣のシーンも飽きさせない!
小劇団としてはハイレベルな衣装がキャラの個性を良く表していた、
音使いも選曲も場面を引き立てていた。
観劇仲間の中には「あの劇団はパス」という方たちもいる。そういう方たちにこの作品はぜひ観て欲しい!
演劇というよりパフォーマンス的に受け止めているらしい方たちにがっちり芝居のこの舞台を観て欲しい!
(個人的には動きの構成の見事な、十八番的な公演もそれはそれで好きなのだが・・・・。)
誰もが楽しめる舞台!
ぜひぜひ観て欲しい!