満足度★★★★
「北限の猿」・・以前同じアゴラで観たはずだが印象は随分違う。横長に設えた客席からは役者の肌の具合も見える。「この森の奥」はこの作品の姉妹編(国際バージョン?)という所。「猿・類人猿」ウンチクがやはり面白く、3作品の中で最もバランスの良い脚本、そのせいか演者も伸び伸びと演じていると見受けた。割と核に据わる役に坊薗女史、これがダブルでもう一組では川隅女史、こちらも観てみたいが。この作品を書いたきっかけが前年に出版された立花隆著『サル学の現在』という。人間とは何なのか・・この問いを別角度から投げる類人猿研究の、20年後の現在は?
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2019/07/20 03:11
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