関ヶ原で一人 公演情報 企画演劇集団ボクラ団義「関ヶ原で一人」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    芝居のクオリティは高いと思うし場面場面の作りは凄くいいと思うのだけども。
    SF的設定に「それっぽい説得力が」無く辛い。そんなもんは物語のツールでしか無いとしても。あまりも御都合主義すぎて萎える

    ネタバレBOX

    御都合主義なところは変わることはないと思うので、コメディーとかしか見る気が起きないような気もする

    タイムスリップは中身では無くそのものが入れ替わるが周りのものはその変化に順応するのかと思いきや自害した主人公の妻(細川ガラシャ)は元の時代に戻っている。宮本武蔵は島左近と入れ替わったのに周りは宮本武蔵と認識しているし、島が後年別の場所に出現した話が出たりすることから、左近と武蔵はいた場所が入れ替わっただけ。体ごと入れ替わっているのに死ぬと戻るのは何か腑に落ちない。(服装も入れ替わっているのだからどう考えても体ごと)また主人公の代わりに来たものを生徒は包帯の侍と認識している、これはただそうしたら面白いからとしてやったとしか思えない。また死んだら戻るのであれば関ヶ原後に小早川はなぜ戻っていない、主人公の代わりに来た包帯の侍は消えたということは死んだのか?そして石田三成が結局何者だったのかという結論は示さず正直この話で何を見せたかったのか分からない。原理について説明はしないは全然いいとは思うが行き当たりばったりな御都合主義では夢オチと何ら変わらない。夢オチの方がいいくらいだと個人的には思う。
    キャスト陣はたいしたもので場面場面を切り取れば大変見応えのある作品となってはいる。

    0

    2019/07/09 17:37

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大