満足度★★★★
鑑賞日2019/06/21 (金)
「聴の章」21日18時半開演回を拝見。
10分間の途中休憩有りとはいえ、上演時間・計3時間の長丁場。
だが、エロ・グロ・残虐の(語弊はあるが)「遊園地」で繰り広げられる、ドッシリとした人間の業(ごう)のドラマ、時の経つのも忘れて、じっくり堪能させてもらった。
ただ、自分が2年前に観た「Paranoia Papers~黝(あおぐろ)の章」と比べても、誰得?と首をかしげる程、描写の過激度が増したためか、途中で舞台から目をそらしていた方、体調を悪くされた方もおられたようだった。地上波のテレビと違って、舞台作品には観に行く・行かないの選択肢がある以上、観劇でダメージを負うのも自己責任のうちだとは思うが、演じ手達の大熱演にもかかわらず、やはり、迂闊にヒトには薦められない内容だな、と改めて感じさせられた作品でもあった。