満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/19 (水) 19:30
価格4,000円
【白】なにもない空間の男
劇作家を主人公に据えた、彼が創った物語と彼自身の物語。
メタ構造的な部分もあるがむしろM.C.エッシャーの「メタモルフォーゼ」のように少しずつ変容していきいつの間にか始まりのあたりとはかなり違ったものになっている、みたいなところが好み。
タイトルがピーター・ブルックの著作に因んでいるように、演劇論的な部分もあり、もちろん(というよりは「何故か?」の方が的確か?(笑))アクションもあり、言葉遊びもありではあるが、X-QUESTの新境地と言えよう。
新境地と言えば従来は華麗・キレイだった衣装を内容に合わせて白いシャツ・黒いパンツとシンプルにしたのも新たなパターン。
こういうのもイイなぁ♪
ところでシアターゲームの場面、ガチ?(終えた後の言葉から推察)