満足度★★★★
3本のオムニバス。そのうちの1本、オパンポン創造社「サンセット」が秀逸。関西弁で交わされる高速こんにゃく問答や、不毛なやり取りが全て「目を背けるための笑い」に還元されていく様が滑稽でありながらも痛切。一見愉快なお芝居でありながら、その裏にある事実を考えるとゾッとしたりもし、「笑いとはなにか」という根源的なテーマを提示されたような気持になった。大笑いしながら背筋が寒くなるというところが、ずいぶんと昔の大人計画で味わったような感触にも似ているような気がした。
0
2019/06/18 10:14
このページのQRコードです。
拡大