満足度★★★★
痛快娯楽といった感じの色合い。艶やかでパワーも感じた。キャストの成長も感じられて、満足感有り!
今回特に目を惹いたのは華やかな衣装。小劇場の場合、ヒロインはともかく、相手役の男性の衣装は、頂けない場合が多いが、この舞台の五右衛門は実に華やか。そして、衣装負けしていなかった。またダンスシーンの黒い衣装、これはスグレモノ!なかなか良い発想と感嘆した。
あえて、難をいうなら、照明にメリハリが欲しい。加えて。数奇な人生を送る者には、他には無い、特別な感覚、妙なこだわりなどがあるはず。並の者にはない、もっと強い癖のようなものが、欲しいと思った。
個人的な感覚で言えば、ヒーローは永遠であって欲しい。ひとりの大事な人の為にも、民衆の為にも。