夜のジオラマ 公演情報 SPIRAL MOON「夜のジオラマ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    おぅ12年前と9年前の再々演でしたか・・・
    良く出来てた
    舞台上ではカチっとした時間軸説明は感じられず
    フワっとした感じの時の流れがあり
    時間が前後して表現された
    固定の場所にて
    様々な時間軸の同一人物達が立ち位置を示し
    綺麗にまとめて2時間ほどで作品が収束していったデス

    SF好きな自分の琴線に触れてくれた話でしたわ
     
    &~なんか全体として客層がマナー良くて心地よかったなぁ~とも 感想
    ただまぁ客席は中央から
    やや上手側の後方とかが舞台雰囲気良くみれるかしら・・と
    超個人的感想デス

    ネタバレBOX

    2019年から見たら、2007年はどんな年だっただろうか。
    2037年から見たら、2007年はどんな年だっただろうか。

    3つの時代、母、姉、弟のそれぞれの今。
    ジャーナリストである母は、仕事を全うするために離婚、
    二人の子供のうち弟を引き取る。
    弟は幼いながら母を思いやり、気丈に振舞う。
    父に引き取られることを選んだ姉。
    それは母を身軽にするためだったのかもしれない。
    何かのため、誰かのため、人は選択を繰り返す。
    そして子供は大人になり、母は年老い…。

    磁気嵐が吹き荒れ、伝染病が蔓延する世界で、
    愛ゆえに孤独な戦いを選んだひとつの家族の行方は…。 と最初の作品説明で
    追いついたAD2019年
    ちょいレトロな感じがする世界設定でしたが
    SF好きな自分としては
    日常会話で天気予報風に
    もっと磁気嵐とかの台詞を突っ込んでいた方が
    より世界観を表現できたんじゃ~とか感じました
    あと家事ロボさん
    なかなか個性的で印象に残る声でした(^-^)
    友人を思い出す声質は好ましかったわ♪
    設定とかはロボ子さんは
    突っ込むトコ無しに良く出来ておりました
    あ~ちなみに
    舞台セットもウエザリングとか丁寧で
    らしさもよく醸せてたな~と感心できたです

    母は危険な潜入ルポなどしていたモノ書きでしたが
    危険なカルト集団幹部に失踪した長女の姿を見て
    筆を折ります・・・・

    姉は親友を殺したカルトに復習するため
    その命の全てをかけ
    (文字通りに身体を使っての覚悟は凄かったデス)
    自身の持っていた才能と夢を捨てるのでした

    弟は離婚した両親を思い
    家族を大切にした行動をとることを優先とします

    ・・・カルト集団”Σ(シグマ)”なかなか良い設定で
    悪な感じが良く出てたんだが
    首領の名前は悪之宮博士ではなかった・・・残念(^-^;)

    舞台となる部屋の時間移動の概念は
    『君と僕のアシアト〜タイムトラベル春日研究所〜』
    =よしづきくみち氏による日本の漫画作品に近いかな~と思ったデス

    部屋の管理人兄妹の設定は
    コーヒーの冷めないうちにとか
    BARライムライトみたいな雰囲気だったかな~とも

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    2019/06/14 04:38

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