満足度★★★
増幅していく不安感ともやもや
後半に向かううち、不安感ともやもや(もちろんいい意味での)が増幅し始め引き込まれて行きましたが、前半のとっつきにくさが少し気になりました。設定が丁寧で細かい分、そこに「心理ホラー」の要素があるのだろうと追いかけようとしてしまったのが一つの原因だと思います。
一個で魅せる力技なホラーではなく、いくつもの種類の「こわさ」を組み合わせて作り上げていく繊細さを感じました。言葉にできないからこそ舞台なのだと思いますが「心理ホラー」というのとは、また違う気もしました。
作品世界を表現するために作られた、「客席を含めた美術」が見事です。三鷹でやることの意味、意思があったと思います。
2007/04/08 20:13
2007/04/06 15:13
公演お疲れさまでした。コメントありがとうございます。
次回、THEATER/TOPSの公演も楽しみにしています。