満足度★★★★
ドストエフスキーとニーチェが青山で松崎しげるとさだまさしに出会うお話(ではない)。時系列が頻繁に前後するものの、登場人物が少ないので頭が混乱することもなくスムーズに追うことができた。また、これまでのモノローグ中心のお芝居から会話シーンが増えたのもあり、物語に一層の深みが出た印象。
これまで新宿眼科画廊やRAFT、SCOOLなどこじんまりしたところで地味にやっていたのに、今回は246沿いのラグジュアリーな空間での公演ということで、その高低差が面白い。
しかし、よくあの内容でボルボ側がOKしたなーと感心。日本のディーラーだったらぜったいNGだっただろうに。