満足度★★★★
初めて観た小劇場演劇が廃墟文藝部の作品で思い入れがあるが、ここ2年ほどは観ておらず、久しぶりに短編公演を観に行った。この団体の特徴は兎に角、「魅せ方」に拘っているところだろうか。今作は劇場ではなくフリースペースを用いて、プロジェクタの投影を空間の角へ映すことで、役者の影絵と投影の別の物語の連想も誘導しているかの様であった(勝手な解釈)。短編3作のうち、気に入ったのは「蟻を殺す」。先生役の山川さんの優し気なように見えて白く淡く不透明な印象が面白い。
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2019/05/04 21:12
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