満足度★★★★
鑑賞日2019/04/25 (木) 14:00
150分。(75分-休憩20分-55分)
ミュージカルにもある程度のストーリー性を求めている自分としては、経営危機の靴工場が女装用のブーツを作り出したら再起したっていうストーリーは、ちょっと安直かなぁ、という気はする。ゲイの性癖に対する捉え方とか、「自分をありのままに受け止める」っていうセリフも何だか唐突に出た感がある。その点では、ちょっと肩透かしだった。加えて、楽曲がシンディ・ローパーだというのも期待していたけれど…思っていたほど耳に残る曲というのはなくて。
衣装…ドラッグクイーンのローラを取り巻く衣装とダンスは、どういう訳か心躍る。ビジュアルとしては、とても楽しい。モブのダンスシーンを観るだけでも、このミュージカルには価値があるのかなと思った。