満足度★★★★
言わずと知れたつかこうへいの代表作。膨大なセリフのマシンガントークの連続なのだが、ギャグと音楽と照明でメリハリをつける。名乗りと見栄の連続の末に、都会に出てきた女工と職工の、悲しい恋の叙情的場面が待っている。つか芝居は、自然なリアリズムを追求する潮流に対する、もう一方の様式性と身体性を追求するタイプではないか。歌舞伎や野田秀樹に近いものを感じた。
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2019/04/18 00:42
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