満足度★★★
短い話の中にきちんと伏線が張られていて感心しました。こういうのが一番難しいと思います。
ただし、二つ目の冒頭で暗い中での芝居が長い時間続くのは止めて欲しい。何とか見ようとすると目が疲れるし、聞いているだけだと眠くなるし。あとあの社交ダンス(?)は苦手です。ここはGREAT CHIBAさんと好みが分かれるところ(笑)
この種のイベントで困るのが司会者に回答を求められることです。ヘタレな私は無想転生で気配を消しているのですが何とも落ち着きません。ここはスマホで集計をすることを提案します。ホームページにアクセスして投票する、または専用アプリを事前にインストールしておく、あるいは「多数決.com」などを利用するとか。リアルタイムに結果を正面に映し出せば盛り上がると思うのですが。今どきは学校でやっているので主催者は見学してきましょう。スマホを持っていない人をどうするかとか課題はありますが。
まあそれは良いとして、一番謎だったのは観客の属性です。
皆さんどうも知り合いのようであちこちで歓談が始まっています。役者さんと馴染みの方も結構います。常連さんがそんなにいるものなのでしょうか。
それに、近くの会話を聞いているとリピーターが多いようで、まだあと2回来る、私もそう、とか言っています。これ推理劇なんですよ。2回も3回も観てどうするのよ(笑+驚)。司会も回答者を探すのに「初めて来た人は挙手してください」などと不思議な発言をするし。
そして、幕間にプログラムを売る少女の皆さん、上演時は後ろ寄り中央の普通の客席に座っているのです。「プログラムいかがですか」の声も張りがあり、笑顔も慣れているし、演劇でもやっているのかな。
小劇場でも大劇場の定番公演でもないのにどうなっているのでしょう??