満足度★★★★
鑑賞日2019/04/10 (水) 14:00
座席1階A列6番
鵺的「修羅」
一昨日、解体社の舞台アフタートークで散々いじられたH氏(あくまでも演劇論でですよ)の名前が、この舞台でまた語られたのは一人含み笑いしました。やはりK劇場は使用料が安いのですね。(このネタも一昨日に出た)
さて、小劇場ネタで適度に笑いを取った後は、確かに鵺的世界。
それでも、いつもよりは抑え目かな。展開としては、予測可能な範囲です。
脚本うんぬんとか、演出うんぬんとかは敢えて言いません。
というのも、女優陣が豪華で、皆様が一堂に会して演じているだけで大満足。確かに鵺的に縁の深い方も多いのですが、いかにもな犬神家の一族的座席配置で、性と業を演じ切る。正面右端にVoyantroupe川添美和、左端にフロアトポロジー小崎愛美理、そこに挟まれる鵺的奥野亮子と堤千穂。随時登場する牡丹茶房赤猫座ちこ、ハマカワフミエ。
絢爛豪華。それぞれが、場持ちしていやあ満足、満足。
さて、4姉妹に最も強烈に因業含みの復讐をしたのは、腹違いの姉だったのですね。