九月、東京の路上で 公演情報 燐光群「九月、東京の路上で 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     時代を見つめる的確な感性と社会を様々な要素の関係性としてこれまたしっかり人間の社会性に根差して捉え・知的に統合する力を持った優れた劇作家というのみならず、優れた社会批評とも為り得る作品を発表してきた坂手洋二氏が、昨年初演した今作、初演時より更に悪化している日韓関係も関わってか増々肌身に沁みる。必見の作。(華5つ☆ 追記2019.3.20)

    ネタバレBOX

     現在「日本」の体たらくは話にならないレベルである。3.11以降の原発人災以降国際的には当たり前な第三者機関ではなく推進派で固めた「規制委」なるものをデッチアゲ相も変らぬ出来レースをやらかしているだけではないか? 日韓問題華やかなりし昨今も日本では嫌韓本が所狭しと並べられているが、韓国では、日本アニメやキャラが可也人気を占めているとの報せもある。1965年に朴政権と自民党政権の間で結ばれた日韓会談に於ける諸条約も対立点は棚上げされたままであったので、軍事クーデタを起こして大統領になった朴以降長い間続いた軍事独裁後、多くの犠牲の上に築かれた民主制が漸く安定して来た今になって韓国最高裁が独自の判断を下すことは三権分立が成立する民主国家としては当然のことであるにも拘わらず、そのような民主主義を自らの判断で守り抜くことさえできない日本人が批判することなどもっての外である。民度は現在韓国の方が高いと言わざるを得まい。情報公開法にしても日本にその制度を学びに来た韓国、中国の方が先んじている。こんなことを書くと、歴史のファクトすら知らずまた知ろうともしない連中がガタガタ抜かすのだろうが、どちらが本当に郷土を愛するかは正常な判断を下せる者らがいつか下すであろう。By the way ,今作で語られているようなことを、日本という「国」はやって来たのみならず、事実を矮小化したり隠蔽したりして見えなくさせているのだ。そのことの結果が同じ敗戦国でもキチンと罪を自覚し自ら過ちは過ちとして償うことでヨーロッパ諸国と健全な友好関係を築き、而も他の国を牽引するリーダーとして活躍するドイツと、アジアの孤児としてしか存在し得ていない日本との大きな差として現れていることを自覚すべきであろう。その為にも日本の犯した辛い過去と我々は向き合わなければなるまい。

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    2019/03/19 13:55

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  •  キーが壊れている為、入力ミスがありました。悪しからず。
                           ハンダラ 拝

    2019/03/21 04:29

    皆さま
     追記しておきました。
          ハンダラ 拝

    2019/03/20 01:43

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