満足度★★★★
鑑賞日2017/05/07 (日) 19:00
【劇団820製作所/激弾ショット】
劇団820製作所戯曲の、「白い舞台」の表現方法によって暗示するものを明確化したこと、暗転なしの場転で様式美のような味を出したこと、最後に「ある歌」を使ったことで印象付けた。ここもオーソドックスというかお手本のようでワカり易い。
激弾ショットは冒頭、ビニール傘、照明、「女」の立ち位置によって赤い色と日の丸を強調。
こちらもオーソドックス系で全体の〆に相応しい組合せ……ってことは、全10団体の組合せと上演順、完璧じゃないか? いやぁ、面白かった。
最後を飾った2団体はオーソドックスな演出に加えて日の丸を「見せる」のが共通か?
で、最初の団体から観ている中で気付かされたところなどもあって、それがこういう企画の良いところでもあろう。