このカンパニーの会話劇、十八番の社会派から、遂に哲学の領域に踏み入れたかとビックリ。と同時に、少し物足りなさも感じた。私個人は、会話劇とエンターテイメントの程よく混じった作風が好きなのだが。三幕構成だが、幕毎のテーマは理解できるも、作品を通してのメッセージが散らかった感じにみえたのは、私だけだろうか。特に3幕目は長く感じた。それにしても今回も3時間35分、役者も観客も真剣勝負な感じの観劇は、このカンパニーが観客に与え続ける麻薬である。
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2019/02/27 10:10
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