満足度★★★★
鑑賞日2019/02/26 (火) 19:00
鴻上尚史の芝居らしく、時代を捉えつつも、どこか空騒ぎ的で。でも作品各所に散りばめられているテーマのようなものはジワジワと刺さり、しかもどこか希望を感じさせてくれる作品だった。「繋がり孤独」というテーマと、共同体とそこから排除される中の「分裂する二つの自分」というテーマ。この2テーマが、どこか分裂しかけているようにも感じる。前者は時代の中で移ろう部分だが、後者は普遍性を持っているテーマ。後者のテーマだけでも、お話としては成立し得るのではないか。
ネタバレBOX
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2019/02/27 00:57
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