満足度★★★★
「忠臣蔵武士編」。以前の演劇祭で観た演目だが、私の演劇リテラシーが耕されたのか、すらすらと台詞の意味もユーモアも良く入って来た。おまけに感動さえおぼえたりして。急迫の事態に直面した大石以下の赤穂の面々が、「どう身をふるか」を砕けた現代口語を用いて突き合わせ、やがて問題を掴まえる共通理解を獲得するまでの経過が絶妙な要約で表現されていた。ウクレレを弾きながら台詞を言うなど、ギャグ的に巧いとは言えないアクセントも、無音楽の青年団舞台ではオアシスの効果。
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2019/02/26 22:11
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