満足度★★★★
鑑賞日2019/02/22 (金) 14:00
価格2,500円
どことなく品がありユーモラスでもある全体のトーンにシェイクスピアっぽさを感じるのは当日パンフレットにその旨の記載があるからだけではなかろう。(元ネタであるシェイクスピアの「尺には尺を」「から騒ぎ」は見たことがある筈だが記憶がないに等しい)
また、人物名や言葉遊びなどに野田秀樹の影響も感じられ、そんな作風で紡がれる物語は神話・伝説(国籍不問)を思わせるもので、出だしと結末が東西の童話ネタなのも愉しい。
さらに、月の女神(候補)三姉妹・太陽の女神を筆頭に「無国籍神話」っぽい衣装や装置など舞台美術チームも良い仕事っぷりだったと言えよう。