最期の作戦行動 公演情報 有機事務所 / 劇団有機座「最期の作戦行動」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

     とある喫茶店。大和最後の出撃で生き残った老人と海自自衛官らとの語らいを中軸に戦中から1970年代中頃に生起し、現在に迄繋がる国防を巡るよしなしごとと大切な人々との邂逅を訴える作品。
     終演後、何と琵琶の演奏が聴けた。(追記後送)

    ネタバレBOX

     自分の記憶では、掛かっている曲は1973年以降、即ち沖縄闘争敗北以降の新左翼崩壊以降の時代だ。大和玉砕、沖縄戦から以降、戦中の指導層が岸を始めとした自民党有力者、正力らCIAエージェント、旧軍部を中心にアメリカの日本指導部として植民地支配の中核を担って来たのは、秘密解除指定された米国文書からも明らかだ。そういう意味では、現状に繋がる認識が脚本レベルで甘い。
     だが、このレベルで日本の大衆が踊らされていることも事実である。そこにアイロニーを見るという視点で一応☆4つとした。

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    2019/02/16 12:37

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