満足度★★★
『赤い石』を観劇。主演・新垣里沙さんの何とも不可思議な存在感。俳優だと森田剛氏にも似たものを感じたことがある。ふてぶてしくも目が離せない、技術では表せない禍々しい『何か』。この人は一体何を演じていくことになるのか、興味は尽きない。(多分表象に現れるものとは全く別のことをしている。)横山一敏氏の醸し出す重厚な雰囲気が虚構を肉付けしていく。名前が判らないのだが、女中頭役の女優さんの怪演が凄かった。デフォルメされた動作に場内がどーんと弾ける。壮大な因果の輪を連想させる物語世界。他の作品にも興味が湧く。生演奏が見事。
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2019/02/13 23:44
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