満足度★★★★
鑑賞日2019/02/13 (水) 14:00
「若い時分の後悔」をSFなお話に昇華させる事で、他者に対する「喪失感」を際立たせて提示した作品。単に「青春の後悔」を描くストーリーはたくさんあるけど、この作品は並行世界への喪失感と、出会えなかった世界に対する恋焦がれる気持ちを、絶妙にフィクションの中に組み込んで、観る側に喪失感を一層際立たせて投げかけていた。とはいえ、観る側の想い次第で、「青春」以外の視点でも、様々な捉え方ができる作品だと思う。光の使い方が奇麗。
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2019/02/13 18:46
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