つぎとまります・匣 公演情報 劇団肋骨蜜柑同好会「つぎとまります・匣」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/01/17 (木) 20:00

    座席D列14番

    価格3,200円

    【松チーム・初日】
    執筆に行き詰まりバスで逃避を図った男が下車した停留所のすぐそばには流しそうめんをしている女がいて……な会話劇。「逃避と居場所、そして層構造・入れ子構造に関する考察」といったところか?(何かこの1ヶ月ほどって層構造・入れ子構造ものが多くないか?シンクロニシティ? 好きだから歓迎だけれども)

    「待っているの」なんてフレーズが出てきたり、電柱はなくても昔の木製電柱に付いていたような電球の外灯があったり、不条理劇のオマージュ?(笑)
    男を翻弄する女の論法の中にイヨネスコ「授業」の教授のそれと通ずるものがあったような気もする。
    それにメタフィクションだし入れ子構造だしって、σ(^-^)にとってのお子様ランチ芝居じゃねーか!(爆)

    ネタバレBOX

    「そうめんの女」が自らを女優だと主張する論法は「授業」の言語(語学?)に関する部分と通ずるのではないか?
    近日「授業」を観るので再確認したい。

    また、見ていて「夢オチでは?」と思った通り(?)最終場で男が眠りから覚めるが、夢(もしくは行っていた世界)の中の物が机にあり、やはり夢ではなかった?とするのはこのテのラストの定番の1つで「あ、それね♪」と頬が弛んだ。

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    2019/01/19 10:15

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