鳥の市 2018 公演情報 なかないで、毒きのこちゃん「鳥の市 2018」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/12/28 (金) 12:30

    公演2日目、EとFの初日をAの2ステージ目で6プログラムコンプリート。

    Eは鳥皮作品の真骨頂(私見)な2本。
    「すーぱーうーまんちゃんさん」は開場時から始まっていると言って過言ではなく、たどたどしい前説も本編の伏線と言えよう。
    かつて新宿眼科画廊で観て「シカケ」を知っていたので2人の演者だけでなく、時々客席にも視線を向けてお客さんたちの反応も観察。そういった意味で本作は演劇版の「4分33秒」と言えるのではないか?
    今回の中で最も初期の作品「ループ サイド ループ」、もちろんσ(^-^)は初見だが、早い段階で意図に気付き「その手があったか!」と感服。
    「ちょっと止めまーす」の度に深まる入れ子構造、どう落とすのか?と思ったラストも鮮やか。

    Fは古着屋三部作の中では唯一泣ける「夢みるあの子はまだおうちでロンリーガール」とここまでの4本の一人芝居の中では一番オーソドックスな「さよならはじめましてちゃん」、B~Fの5プログラムの中で一番「一般的(?)」かも?


    Aの一人芝居「おせきはん、たく。」も鳥皮一人芝居のど真ん中な感じで楽しく、「会場あて書き作品」の劇場版たる「そば屋のあつこちゃん。」「ビックリハウスのこと、あの子のこと、その他もろもろ」はにぎやかかつハッピーエンドで、6本を観る順としてこれがラストなのはベスト(私見)、そして2018年の観劇納めとして最適な「お祭り演目」であったと満足。

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