満足度★★★★
鑑賞日2018/12/27 (木) 16:30
公演初日にB~Dの3プログラムを続けて。
Bの「悪口サミッドナイト・イン・高円寺」とEの「わるぐち全集」(ともに初演を観ている)は古着屋、Dの「世田谷区在住。町田みよことその恋人と」(初演は未見)はバー、と初演は設定そのままの場所で上演された(というより公演会場に合わせて書き下ろされた)45分ほどの中編の「劇場版」で臨場感よりも見易さに重きを置く、的な。
その中でも特に印象的だったのは平成vs昭和な「わるぐち全集」で、森田ガンツ・井口千穂お二方の昭和組の破壊力ったら!(笑)
あと、序盤で谷川俊太郎「ことばあそびうた」の一節が出てくるが、そういえばあれ、最近では教科書に載っているんだっけ?
20分ほどの一人芝居「そしてまたキミのユメをみる。」(B)は毒きのこちゃんの王道、「芝ちゃん浜ちゃんたかなしくん。」(C)はタイトルから想像できるように落語仕立て(パジャマに掻巻(?)で枕が終わったあたりで羽織の如く掻巻を脱ぐのがまたイイ)、「私の青空」(D)は異色?とそれぞれタイプが異なる多彩だが、それぞれに演者の力量を感じた。