満足度★★★★★
この作品は2度目。前回観たのは20年ぐらい前だろうか。息を呑むのよう美しさは変わらない。オープニングに見せる、背中からの姿だけで、唸ってしまう。衣装も見事。肉体の動きと衣装のラインが織り成す動く彫刻。水があり土(砂)があり、舞踏手たちは風と炎か。延々と流れる水と砂は時間と堆積していく歴史か。卵=生命は壊れやすく、なんとはかないものなのか。仏像のような舞踏手たち。すべてが美しすぎて胸が詰まる。今回も天児牛大さんの出演はなく、カーテンコールの、あの手を振る姿が拝めないのがとても残念だ。
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2019/01/09 16:51
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