満足度★★★★
閉鎖空間、ある島での出来事。
表面上は明るかったり、未来ある希望に満ちた感じなのに、
何故か全員が何かを隠している、それを笑顔や明るさで表面を覆って隠している。
誰もが仮面を着けて、心を見せていない様な感覚。
結果的にその受けた印象は作者の意図にまんまと嵌められた感じでした。
コメディ要素も多いのですが、ホラー要素も入り印象的な作品でした。
実社会にもこういう世界があるかも?という示唆もあり、
別の部分でも置き換えられる様な感覚も多く、楽しめました。
終盤に、ある登場人物の話す言葉が「騒音によって掻き消される」という演出があり、
凄く気になって台本まで買ったのですが、それも結局明記されておらず、
時間が経った今でもあそこが何を話していたのか気になっていたりします(笑)
今でもDVDで観られる作品ですよ。