満足度★★★★
いやぁー怖かった。時間軸が前後するサイコ・サスペンス。ショッキング描写も凝ってます。
ドイツの本だそうですが、演出の倉持裕(劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」主宰)さんの作品世界にとっても似てます。
PPPの倉持さんと西田尚美さん(白い巨塔、秘密の花園)、ちすんさん(一度聞いたら絶対忘れられない名前です。超星神グランセイザー、何日君再来?イツノヒカキミカエル?)が好きで観ることにしました。
引っ越し前日の夫婦のもとに、突如、夫の24年前の恋人ロミー・フォークトレンダーが訪れた。
あの日の約束「永遠の愛の誓い」を信じて。
そして、このときから、平凡な夫婦と息子、その恋人に「恐怖」が降りかかった…。
数分前、数分後、数時間前、数時間後、と畳み掛けるように時間が前後する展開が興味深い。
映画と違って、その場で役者が瞬時にして感情を入れ替えて演じる様が、役者さんには難しいでしょうが、観ていて面白い。
繰り返し演じられる場面も、繰り返されていることも念頭においたうえで、違って演じられたりします。
最初から中盤までは普通の流れなのですが・・・