満足度★★★★
難しい話になるかなぁと思いましたが、朗読劇の方は意外に予備知識なくとも楽しめる味わいになっていて良かった。
さて、前口上の方は さすがに予備知識ゼロでは容易に頭の中には入らず、そもそも「ダダ」自体の具象が分からない(;^_^A
後で調べても抽象的な概説が多くて分かり難いが、1つ『人類史上はじめて遭遇した世界戦争を受けて、その原因の本質が己が社会の文化的な価値観や既成概念にあると考え、その諸悪の根源たるものを、あらゆる表現手段を使って否定し破壊しようとした。』という趣旨の説明が一番腑に落ちた。
webで中原中也の詩自体も眺めてみたけど、およそ表層的な理解に留まるのが関の山と思えたので、雰囲気だけに触れて、朗読劇の感想に移ることにする(;^_^A
以降、ネタバレBOXへ